「学校の先生は学校が好き」故に初動を誤る

「学校の先生は学校が好き」故に初動を誤る

学校の先生は学校が好き

学校が嫌いなのに先生になりませんよね。
中には、そうじゃない先生もいるかも知れませんが・・・それはそれで問題があるような・・・

  • 学校が楽しかった。
  • いい先生にめぐり会えた。
  • 仲のいい友達と楽しく過ごせた。

だから、子どもたちにも素敵な学校生活を!
という構図が見えます。

学校に来れない子の気持ちが分からない

学校にネガティブなイメージが少ない先生は、学校に足が向かない子に困惑するんじゃないかなあ。
先生になるくらいですから、勉強もある程度出来てたでしょうし。
自分はサラリーマン時代に、
「天才肌の上司ほど、出来ない部下がなんで出来ないのか分からない」
と感じていました。
まあ、そんな例を出さなくても、自分と考え方の違う人の気持ちは分かりにくいですよね?

ポジティブな働きかけは逆効果な場合も

「学校に行きたくない」「学校に行きたいけど行けない」
という気持ちの子への
「みんな待ってるよ!」「今日はもう一時間頑張ろうよ!」
的なポジティブな働きかけは逆効果というか、かえって親子共に追い詰める事もあるように感じます。

定期的な家庭訪問や電話も、自分の周りの不登校経験ママからはかなり不評です。
「子どもが自分で決めて歩き出すまでとことん付き合う」と腹をくくったご家庭の事は、
一歩下がって見守って頂けたらと思います。

だが・・・結局はケースバイケース・・・

先生の働きかけで、学校に行けるようになる子もいます。
学校からの連絡が無くなったら不安に感じるご家庭もあるでしょう。
先生になんとかして欲しいと思う親御さんもいるでしょう。

この辺が、不登校対応の難しいところですよね・・・

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